ルチエ・マウロ・ルチーニ
ヴァイオリン製作者マウロ・ルチーニとクレモナのサン・ミケーレ広場にある彼の工房。
クレモナ出身のヴァイオリン製作者マウロ・ルチーニは、故郷クレモナのヴァイオリン製作の伝統に深く根ざしている。40年以上もの間、サンミケーレ広場7番地にある工房は、彼の創作の中心であり、ヴァイオリンの音色に対する熱意と愛情が染み込んだ場所である。
職人として、また芸術家としての全キャリアの経験を生かし、とりわけピゾーニュ国立ヴァイオリン製作コンクールでの受賞を糧に、彼は現在、情熱的な音楽家、とりわけ若い才能のために、美しく魅惑的な響きを持つ楽器を製作し、イタリアの弦楽器の世界を身近に感じてもらうという、深い関心を抱いている。 2、3人の弟子たちが彼の指導のもとで芸術を成熟させ、クレモネの古典的なヴァイオリン製作の遺産を未来へと受け継いでいく。
クレモナにあるオフィチーナ・マウロ・ルキーニの古い塀の中で作られる楽器は、マエストロ・ルキーニと彼のスタッフが、献身的で精巧な職人技によって練り上げ、洗練された個性を持つ。